秘密の内包／国島征二展

2023年2月4日(土)〜2月26日(日)
開廊時間／ 12:00 - 19:00
休廊日／毎週火・水曜日休廊

秘密の内包　国島征二の作品には、謎めいたところがある。
　代表作であるアルミニウムの積層シリーズは外側からは層状に重ねられた
　形態の内側がどうなっているのかを見る事ができない。
また合成樹脂で包装されたラップドメモリーシリーズも最初は個人の私的な立場から作ったものであり、包まれたすべての内容を知っているのは作家のみである。
くわえて作家本人も生前、作品についてはあまり多くを語らず、作品についての文献も少なく私達は残された作品から作家の言葉を読み取らなければならない。
　亡くなる直前まで作品を作り続け、展覧会を毎年開催し、作る事が生きる事であり、その生き方も含めすべてのメッセージを作品に封じ込めた国島征二。
亡くなった今も作品を通して私達は国島征二と対話し続ける事になるのだろう。
最後に生前の国島征二のメッセージを記しておく独り言
4 0 数年前のニューヨークでの生活。
8 0 年代、9 0 年代のロサンゼルス。
その時代の“点” は今、額田の山中での生活につながる。
　　体制( たいせい) から離れ独りであること…。
　　　ゼロで生まれた。
　　　　だからよりゼロに近づくことへの想い…。
　　アートとは…。
　　どう生きたか己への問いかけ…。
　　　　 　S i m p l e L i f e　国島征二

TALK EVENT
国島征二　創作の秘密
司会／ 鈴木正義(masayoshi suzuki gallery)
ゲスト／ 今泉岳大( 岡崎市美術博物館　学芸員)
井上昇治(Outermost NAGOYA)
日時／ 2023 年2 月4 日( 土)
PM17:30〜19：00
定員／ 20 名( 入場無料)
会場／ masayoshi suzuki gallery
※参加ご希望の方は下記メールアドレス迄ご連絡ください
( 定員になり次第、応募を締め切らせていただきます)
応募・お問い合せ先／ msg@kcf.biglobe.ne.jp